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真珠は有機質からできている宝石です。ですので、ダイヤ色石などの石ものや金属とはお手入れの方法が異なります。適切なお手入れと保管をすれば真珠はすぐに劣化してしまうものではありません。

 

真珠のお手入れのポイント

試着された後に柔らかい布で乾拭きすること。これが何より大切なことです。真珠を身に着けていると汗や香水などが真珠の表面に付きます。これを長時間ほうっておくとテリが失われたり、表面が荒れたりする可能性があります。真珠科学研究所様などで販売しているテリクロスで軽く拭いてから保管するようにしてください。


ただ、これは毎日絶対しなければいけないということではありません。私たち真珠に携わっている人たちでも必ず毎回拭いているかというと、そうでもありません。試着の頻度が高ければ逆に2,3回に一回位でも大丈夫だと思います。


良くないのは、拭いていない状態で長期間放置してしまうことです。真珠の表面に汗などが着いたまま何ヶ月も経つと真珠の表面が化学変化を起こし、輝きを失う可能性もあります。

真珠の保管方法
真珠は有機質なので保管の方法も注意が必要です。特に保管場所が適切でないと劣化を進めてしまうこともあります。


真珠に適さない保管状態
・温度差の激しい場所 
外側に面しているショーケースやそばや窓のすぐそばは気温の変化が大きい場所です。このような場所に真珠を長期間置いておくと、真珠が膨張と収縮を繰り返し、ひびや割れの原因になる可能性があります。

・湿度の高い場所
気温との兼ね合いもありますが、湿度が高い場所に真珠を長時間置いておくと、真珠の表面が結露してしまう可能性があります。真珠は少しくらい水に漬けても全く問題ありませんが、長時間結露と蒸発を繰り返すと表面が融解し、輝きを失ってしまうことがあります。水周りの近くは注意してください。

・直射日光の当たる場所
人間も直射日光に当たると紫外線の影響で色が変わるように、有機質である真珠も長時間日光に当たると紫外線の影響で変化してしまう可能性があります。窓の近くの日の当たる場所にそのまま置いておくのは避けましょう。

注意点
真珠をほかのジュエリーと一緒に入れるのはやめましょう。
宝石はそれぞれ硬度を持っています。ご存知のようにダイヤモンドは何より硬い鉱物です。サファイヤ等のコランダムもダイヤに次ぐ硬度を持っているため、これらの宝石と真珠を同じケースに入れてしまうと真珠が傷付いてしまう可能性があります。真珠は真珠、石ものは石ものと保管は分けてください。